マフラーの青錆を落とす方法とは

錆

青錆は別名、緑青とも言いますが、マフラーに生じる青錆は、金属の中でも特に真鍮や銅が錆びた結果、発生します。青錆の原因は、酸や塩、湿気などが挙げられます。

マフラーを綺麗にするためには、車の下にもぐるか、ジャッキなどで車体を浮かせる必要があります。もぐる、持ち上げるどちらでも構いませんが、車体の下は暗いので懐中電灯を用意しておきます。また、青錆は早い段階なら、布で擦るだけで落ちます。その際に色移りするので、留意しておいてください。青錆は水に溶けないので、水拭きは効果が期待できません。乾いた布で作業を進めます。

青錆の進行が著しいときは、重曹を使います。重曹が2、水が1の割合で重曹を水に溶かし、青錆の部分に塗布して擦ります。青錆が落ちたら乾いた布で拭き取ります。湿気が青錆の原因なので、水気をしっかりとってください。

重曹がなければ、酢と塩を1:1の割合で混ぜた液体を使います。これも青錆の部分に塗布して、擦ります。仕上げには中性洗剤で酢と塩を落として、水洗いをします。後は、乾いた布で水気を取ってください。この方法は、金属を傷める恐れがあるので、落とし残しがないよう気を付けます。また、酢に反応する物質が近くにあるときには、別の方法を取ってください。

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青錆の原因は、酢や塩、湿気なので、普段から水や重曹水(水に重曹を溶かす)でマフラーを洗い流し、水気をしっかりとるようにすれば、青錆の発生を予防できます。